とびっきりの夢をみせて

星の数ほどいるアイドルの中で @rue_kinarahi

夢を見せるため夢見るきみへ

瑞稀くん、少し遅くなりましたが、25歳のお誕生日おめでとうございます。今年は初めての誕生日公演、北海道で一緒にお祝いできて心から嬉しかったです。24歳は苦しいこと、悔しいこともたくさんあった年でした。前と上を向いてステージに立ち続けてくれている瑞稀くんにとって、25歳の1年がどうか幸せ溢れるものになりますように。君が幸せにアイドルをできる世界でありますように。

 

そして、アリーナツアー完走、お疲れ様でした。猪狩くんはもちろん、他の3人も素敵なアイドルだね。瑞稀くんが楽しそうにステージに立てていること、このメンバーとまた夢を見られること、心から嬉しく思います。

毎公演、「過去をなかったことにしない」と伝えてくれてありがとう。きっと、本当は、忘れた方が楽です。叶わない夢もあるということ、永遠なんてないということを知ってしまった状態で、もう一度夢を見るのは苦しい。瑞稀くんがどんなにHiHi Jetsを愛していたか、懸けていたか、何度も言葉にして伝えてくれたから知っています。でも本当の意味で分かってはいないと思う。悲しいかな、所詮1人のファンにすぎないから。それでも過去を全部大切に背負っていく強さと優しさを、少しでも守りたい。瑞稀くんのおかげで、私もこの痛みを抱えたまま、キテレツのことも大切にしていきたいと思えるようになったツアーでした。瑞稀くんの「最後の恋」、真っ直ぐ見つめさせてね。

 

最後に、私事ですが転職が決まりました。無事にずっとずっと夢だった業界に行けることになりました。新卒で就活したときも落ちてて今回も落ちまくって、諦めそうになるたびに原動力になってくれたのはHiHi Jetsと瑞稀くんの存在です。いつだって夢に向かって全力の5人がいたから、私も自分の夢を大切にできました。心からありがとう。

これからもずっとずっと大好きです。瑞稀くんについていきます。デビュー、しようね。幸せになろう。

太く短く生き抜いた五羽の愛しき鴉たちへ

劇走江戸鴉〜チャリンコ傾奇組〜、全42公演お疲れ様でした!!!書き殴りですがとっても幸せで大切な1ヶ月半の記憶をここに残しておきます。

 

 

全体

ストーリーが面白い!これが通ううえで1番ありがたい、本当に。舞台が江戸で時代劇なんだけど現代の語彙が普通に登場するので分かりやすくて楽しめた。数右衛門が1年前までトー横キッズしてた元ヤン設定だし、そもそもタイトルにもなってる通り、序盤から改造チャリ乗り回す荒くれ者集団が登場する。立ち回りや宙乗りとか派手な演出もワクワクするし、回ごとに違うアドリブもあってクスッと笑えるシーンも多くて、何回観ても飽きない楽しい舞台だった!台詞でHiHi Jetsとはしみずの名前出してくださるし、HiHi Jets歌ったり自己紹介ラップ考えてきてくださったり、本当に愛あふれるカンパニー😭

そしてこの状況で5人組の話だから、どうしても重ねてしまうのは許してほしい。チャリンコで爆走する江戸鴉に惚れた小田切さんの気持ち、よく分かるよ〜🥲私もローラーで駆け抜けるHiHi Jets見て惚れ惚れしたもん。花道横に入ったときにチャリで走り抜けていく風を感じるのが好きでした。

江戸鴉が後悔はないって笑って散りゆく姿を見ながら毎回どうにかして全員の命が助かって幸せに生きる道はなかったのかって考えたくなったんだけど、それは彼らにとっては誇りを捨てることと同義であり、逃げた先に本物の幸せはないんだろうな。「もう一度あの日に戻るとしても同じ道選ぶだろう」ってことだよね〜。江戸鴉の「太く短く」、YouTubeで年越しそばを食べるのは「細く長く」生きられるようにという願いが込められてるっていう説明に対して「太く長くが良くね?」って笑ってた5人を思い出して毎回泣きたくなりました。若さゆえの真っ直ぐさと青さが眩しくて、太く長く生きてほしかったよ。

 

はしみず

まず、とにかくストーリーがはしみず担の夢?ってくらいの「観たかったはしみず」詰め合わせ。 決闘するはしみず、死ぬ時は一緒のはしみず、お前だけを一人で死なせないはしみず、背中合わせで共闘するはしみず、秘密のカップルのはしみず、仲間になるはしみず、グータッチするはしみず、義兄弟のはしみず……

「はしみず」じゃなくて弾七と数右衛門なのは分かってるんだけど。

弾七に縄をかける数右衛門、一触即発の雰囲気で顔を寄せ合う数右衛門と弾七、倒れる弾七を受け止める数右衛門、戦いの最中に膝をついた数右衛門の背中を引っ張り起き上がらせる弾七、女装して「アイドルなのでマスコミは困りますぅ」とか言ってる数右衛門の手を優しく引く弾七、数右衛門を「数さん」と呼ぶ弾七、弾七を「兄貴」「兄上」と呼ぶ数右衛門、引き回される前に最後に弾七を見てニヤリと笑う数右衛門……はしみずのバラエティパック‼️

実際、瑞稀くんが女装してはしみずで相合傘してカップルを装うシーンとか、バレなきゃ良いだけなんだからカップルを装う必要はないはず……瑞稀くんが華奢すぎてほんとに女の子にしか見えないし、しっかり繋がれてる手を毎回ガン見して目に焼き付けました。本当にありがとうございました。

 

はしみずが新橋演舞場と松竹座の0番を挟んで立っているのが感無量で、立派な座長ぶりに涙涙涙だった。 長い台詞回し、激しく感情を吐露するシーンとお露との繊細なシーンの落差、立ち回り等々、かなりハードな演目を42公演乗り切ったはしみず座長は本当にすごい🥲サマステに続いてはしみず舞台で嬉しくて呑気に大騒ぎしてた日が遠い昔のようで、でもこの状況でもはしみずなら楽しませてくれるという信頼があった。その期待を超えてたくさんの幸せを届けてくれたはしみず、天晴れでした。

 

瑞稀くん・数右衛門

手先として正義のために働く凛々しい顔、ブチ切れて元ヤンスイッチ入ったときのちょっと狂気的な顔、姉を想う優しい顔、仲間ができて嬉しそうな顔、過ちへの後悔に苛まれる顔、命を懸けて覚悟を決めた顔、いろんな数右衛門が見られてやっぱり瑞稀くんの演技が大好きだなと思った。特に武士に戻れたときのために伸ばしていた髪を切って鬼の形相で啖呵をきるところ、お露姉さんに真実を明かされた後に泣き崩れるところ、正義を貫き通して後悔はないと母上と姉上に宣言するところのお芝居に心動かされました。

数右衛門の瑞稀くん、基本的にいつもより声低いし腹から声出してるのが漢‼️って感じでポニーテール(ではない)も凛々しくて、 新鮮でかっこよかったです。でもおでこの赤リボン(にしか見えない)がかわいくてかわいくてかわいい。数右衛門はアイメイクがっつりだからより瑞稀くんのお顔の造形美が映えるし、キラキラお衣装かわいいし、見てるだけで幸せ。たくさん練習したであろう所作も美しかった。瑞稀くんのダンスが好きなのと同じ理由で殺陣も大好きで、一つひとつの動きが綺麗でピタッと気持ちよくハマって、数右衛門の真っ直ぐで正義感ある性格が表れてるの。元ヤンだけど元は武家の出身だというのが分かる美しさ。十手訓練のシーンは瑞稀くんも楽しそうで大好きだった!!

かと思うとキレると元ヤンの片鱗が見えてすぐぶっ殺すみじゅえもん。お露姉さんに「そんなことでぶっ殺さないの!」って言われて「はい、お露姉さん♡」って良い子にお返事してるときのお顔がこれまたちょ〜かわいい。お露姉さんと仲間の前ではきゅるきゅるなみじゅえもん、元は兄の設定だったけど横内さんが実際に瑞稀くんと会って弟に変更したのが素晴らしいご判断だったと思います。江戸にファンクラブできてないのおかしいし、私が江戸にいたら間違いなく数右衛門のうちわを振ってるのに‼️でも少なくとも数右衛門は𝒑𝒓𝒆𝒕𝒕𝒚だからハートとかキラキラをつけてかわいい衣装にしよう!って思った同士がいるのでOKです。誰?仟右衛門?紅子組?

 

数右衛門は良くも悪くも真っ直ぐな男で、感情と行動が直結してる。父親の失態でお家が取り潰しになった鬱憤でグレていたのも家への思いの強さゆえで、心を入れ替えた後は小田切様の元で正義のために働いている。弾七を捕らえたときもお露姉さんがいなければ本当は自分が斬られていた、自分の手柄ではないって言える素直な良い子。

だからこそ憧れていた侍が天下のため、大きな正義のためだと言っていとも簡単に仲間を切り捨てる様を見て心から幻滅したし許せなかったんだろうな。正義にも人の命にも大小はないと奉行に向かって主張できる強さ、お母さんとお露姉さんも誇りに思っていることでしょう。(誰目線?)

江戸鴉と出会わなければそのまま武家になれたけど、それだと誰より大切なお露姉さんが真に愛した弾七と結ばれることはなかったし、かけがえのない4人の仲間も得られなかった。自分が信じた正義を最後まで貫いて、真っ直ぐ前を見て「江戸の春に散り果てまする!」って宣言する数右衛門が凛々しくて切なくて……

瑞稀くんの演じる数右衛門は強くて優しくてかっこよくて可愛らしくて大好きでした。

 

涼くん・弾七

荒くれ者の4人組江戸鴉の総長。誰よりも喧嘩が強くて仲間思い、懐が大きい男の中の男。仲間からの信頼も厚いが、一方で生みの母親への憎しみから女を憎み、抱いた女を片っ端から壊してしまうという一面を持つ。そんな弾七が初めてお露という女性を愛せたことで、優しい心を知り、堅気に戻りたいと決意する……いやもうガラ悪いのにお露に対しては深い愛情を示して、自分が引いてでも惚れた女の幸せを願う橋本涼、当然良すぎる。よっ色男!メロいね!

あとはシャンパンコールね。初日のざわつき面白すぎた。あれを聞くだけでチケット代の元がとれると言っても過言ではない。橋本涼シャンパンコールは健康に良いです。

所作についても、数右衛門は元武家だから正統派で美しいけど弾七はガラ悪いし右手で刀振るう対比が良い。踊ってるときも弾七は割と雑というかちょっと力抜いてる感じが普段の涼くんとは違って新鮮だった。

 

少年たちのときからずっと涼くんに外部舞台をやってほしいと言い続けていたので、客席まで届いてくるような弾七の殺気に痺れて「ほら、橋本涼は舞台なの!!」って言ってまわりたくなった。奉行たちに怒りをぶつけるシーンも圧巻だったし、刑が執行される前、憎んでいた母に向かって「生きててよかった、産んでくれてありがとな」と叫ぶ弾七に何度泣かされたか。涼くん、今後もぜひ舞台出て〜!

 

その他

江戸鴉は回を重ねるごとに仲良くなっていっていて微笑ましかった。平兵衛の客降り付近に入ったときはお顔が綺麗すぎて感動した、瑞稀担はだいたい平ちゃんの顔が好き。毎回アドリブ考えるの大変だったと思うけど、絶妙な職業を言ってくるのがツボだった。私が入った回で「JKに手を出すクズ教師」やってくれて本当に本当にありがとう。かわいい末っ子としてはしみずが可愛がってるんだろうなって伝わってきてにっこり。

あと押田岳くんも一度客降り真ん前を引いたんだけどこれまたイケメンで……鼻筋が綺麗すぎる。こんなかっこいい人そこらへんにはいないよ〜と感動した。

庄九郎こと浜中くんは安定感の塊。アドリブ慣れててだいたい何でも面白く回収してくれるし、経験値を感じた。野田藤とも、中の人と仲良いんだろうなって伝わるアドリブの掛け合いが好きでした。

野田藤もね、基本ふざけたおじさんなんだけど、話を聞かれて女をあっさり斬るシーンは野田藤の冷酷さを表していてヒヤリとする。

そして小田切さんは組織の中でどうにか自分の正義を見失わず、耐えて生きてきた人。それでも最後は切腹覚悟で真の敵の名を江戸鴉に明かし、本望を遂げさせるために奉行たちの行手を塞ぐかっこよさ。好きだったよ、小田切さん。

 

好きだったシーン

  • 「弾七はどこじゃ〜!!!」
  • 奉行がチャリでコケる音でびっくり顔の数右衛門
  • 「御用だ御用だ」の小田切のポーズ
  • 本気で決闘するか?って一触即発のシーンで弾七と数右衛門が顔寄せ合った瞬間に一斉に双眼鏡を構えるオタク
  • 「あさやん!?」でぴょこんと飛び跳ねる清水鹿島
  • 「構え!!」と同時に双眼鏡を構えるオタクたち
  • 「でぇやもんどだ!!」
  • 秘密のカップルのシーンで1秒たりとも見逃さないぞという気迫で双眼鏡を構えるはしみず厨たち
  • 当たり前に「クソ奉行」呼ばわり

 

最後に

いろいろありすぎて公開を忘れていた江戸鴉備忘録、瑞稀くんの誕生日ブログを書こうと思って久しぶりにアプリを開いて発見し、迷ったけれど本当に私にとって宝物の思い出なので公開しておくことにしました。はしみずがずっとずっと大好きで、私にとってはしみずを超えるシンメは今後現れることはないと思う。まさかこの幸せだった舞台の1年後にはこんなことになっているなんて考えもしなかったけれど、違うグループにいても、違う人がシンメの位置にいても、涼くんのシンメは瑞稀くん、瑞稀くんのシンメは涼くんだけだと勝手に思っています。

はしみず、愛してるよ!ツーショでもTikTokでも、2人並んだ姿をまた見せてもらえたら嬉しいです。

きみの色

「赤がお好きなんですね?」

試着室に入ろうとしたときに店員さんに聞かれて、ふと泣きそうになった。赤いチェックのスカート、赤のニットワンピ、赤のトップス……試着するものが全て赤い洋服なので、そりゃそう聞きたくもなるよね〜と思いながら曖昧に微笑んだ。好きなのは赤じゃなくて。

 

瑞稀くんを好きになるまで、クローゼットに赤い洋服なんて1着もなかった。そもそも赤が絶望的に似合わない。パーソナルカラーがライトサマーなので濃い色には顔が負けるし、朱色っぽい赤にいたっては顔色がなくなる。小学生のときからずっと水色が好きで、身の回りの物も洋服もだいたい水色やラベンダー、白黒。

 

それが不思議なもので、瑞稀くんを好きになってからこの5年でクローゼットを占める赤の面積は着々と増えている。瑞稀くんは「赤い服を着ている人には目が行く」とか「赤い服を着て来てくれたり、ネイルや髪が赤だったり。嬉しいよ!」って言ってくれるけど、それがなくても私は現場にはメンバーカラーの洋服で行きたい派だ。本人の目に入る、入らないは関係なく、「瑞稀くんのファンがここにいるよ!」という意思表示というか。あとは何となく「今日は瑞稀くんに会う日だ」という気合いも1段階上がる気がする。単なる自己満足だけど。

 

こうして瑞稀くんのおかげで、赤は特別で、大切な色になった。さっき書いた通り、私はとにかく赤が似合わない。なのでいつも現場前はLUMINEを上から下まで駆け回り、少しでも似合う赤い服探しをする。仕事の日など、普段は赤を着ることはほとんどない。だから「赤い洋服を着る=現場の日=特別な日」になって、私の中で赤はハレの日の色だ。見るだけで心が浮き立つし、幸せな気分になる。そして瑞稀くん本人もライブに合わせて赤ネイルをしたり(しかもホットペッパーで予約)とメンバーカラーを大切にしていて愛おしい。HiHi Jetsの衣装の中でも、やっぱりメンカラ衣装が1番好きだ。

 

ハンドメイド作家さんにオーダーして作ってもらった赤いネイルチップも、初めて瑞稀くんにファンサをもらった日に着ていた赤いワンピースも、せっかく巻いた髪が雨で崩れたときに誤魔化す用の赤いヘアアクセも、全部瑞稀くんとの思い出と紐づいていて、これからもずっと大切にしていきたい。過去も全部抱きしめて、これからを歩んでいこう。好きなのは、赤そのものじゃなくて瑞稀くんだから。

 

瑞稀くん、24歳のお誕生日おめでとう。夢に向かって顔を上げて進み続ける強さが、愛おしくもあり切なくもあり。 瑞稀くんがファンを大切にしてくれる分、私も瑞稀くんのことを大切にしたいし、その笑顔を守りたい。頑張りすぎず、時にはこちらに甘えてくれても良いんだからね!君がこれから歩む道に幸多からんことを。

トキメキじゃ足りないから〜HiHi Jets Arena Tour 2024 BINGO〜

5都市21公演、完走お疲れ様でした!今年は無事に完走できて本当によかった!!!楽しかった記憶をいつでも解凍できるよう、今更ながらここに保存しておきます。

 

 

オープニング〜Hi Hi Let's go now〜$10

まずセットがとにかくかわいい!!!「BINGO」というタイトルに因んだカジノテイストで、競馬の映像が流れてたり、開演前からすっごくワクワクした。オープニング映像はトランプモチーフで、ロイヤルストレートフラッシュになるとスロットが回って5人が降ってくるという登場の仕方も良すぎる。 毎回登場の瞬間に瑞稀くんの顔がかわいすぎて悲鳴あげてました。人の顔がかわいすぎて悲鳴あげる瞬間なんて普通の人生では存在しないと思うので、瑞稀くんいつもライブのために気合い入れてばっちりおめかししてくれてありがとう。

 新衣装も赤チェックがかわいくて!はいはいれっつごーなうは歌詞もサウンドも大好き。歌詞はいつもお世話になってるセリザワケイコ神、作曲コモリタミノルさんでどこかSMAPを彷彿とさせながらHiHi Jetsらしい明るい曲。しっかり踊ってくれて嬉しかった。

$10ではお札が降り注ぐのが景気良い!!舞い散る紙幣の中で歌い踊るHiHi Jets、解釈の一致すぎ。後日猪狩くんがブログで書いてくれたように、ラスベガスだから街灯のセットがあって、スロットに人間が入ってたから壊れてお札ばら撒いちゃうとか、ストーリー性があったのが何度見てもワクワクさせられて大好きでした。あとやっぱりHiHi JetsってSMAP楽曲と親和性高いなと思う。うまく言語化できないけど、SMAPの楽曲が持つ独特の空気感とグループの雰囲気がマッチして眩い国民的アイドル前夜オーラを放ってる。

 

だぁ〜くねすどらごん〜FRONTLINE〜BOOOOOST UP!!!!!

お馴染みの曲で序盤からガンガン盛り上がるゾーン。土地ごとにセリフに方言入れたり、名産品を食べたり、特別感の演出が楽しかっただぁどら。

FRONTLINEではローラーの疾走感を存分に堪能できて、次々と駆け抜けていくメンバーを必死に追うのが「私今HiHi Jetsのライブに来てるんだ!」と実感するのが好きでした。

BOOOOOST UP!!!!!もさらにぶち上がって最高。 重厚感あるファーコートにサングラス、大富豪ビジュすぎて覇道!!!栄光の遺伝子の継承者HiHi Jets!!!って感じだった。

 

two〜kissから始まるミステリー

作間くんソロは、個人的には6年前、局動画で作間くんが「静かな夜に」をカバーしていてすごく良かったのが印象的だったので作間くんのソロと言えば大野さんカバー!というイメージがあって、twoを選曲してくれて本当に嬉しかった。パフォーマンスも、昔局動画で見た作間くんよりずっと情感が増して磨きがかかっていて素晴らしかった。普段作間くんの声が大野くんに似てると思うことはないのに、大野ソロをカバーしてるときだけ似てるな、と思うのはなぜなのか。 踊る作間くんを見慣れてるけど、よくよく考えると圧倒的"静"のオーラの作間くんが歌い踊るという時点で見てはいけないもの見たみたいな色気がヤバい。そして選曲でも無事瀕死。静謐な空気感と色気が両立していて、出会ったときから作間くんは私の中で「綺麗な子」なんだけど、 最近そこにちょっと野生味が加わったのがドキドキしちゃいます。朱鷺メッセとスカイエキスポでは作間くんが踊る影が壁にうつってゆらゆら揺れて、ため息の出る美しさでした。作間くんのダンスが大好き。

ゆうぴさんソロのキスミスは私がきんき担だったこともありイントロがかかった瞬間爆泣き。しかも黒のキラキラのジャケットとハット、ステッキでのパフォーマンスなんて、この演出にどんな思いが込められてるのか想像するだけで……。最初からKinKi Kidsの曲をやることは決めていて、YouTubeを見てキスミスを選んだという裏話を聞いてさらに泣けた。きんきの、キスミスで、あの演出、泣くしかない。もうそれが全てなんだと思う。

あとTLでもちょこちょこ話題になってたけど、ゆうぴのカバーでキスミスを知った人は「可愛らしい曲」って感じるんだなという衝撃がすごかった。確かにそうだよね!!「世界中敵に回して愛してもいい」とか本家は(悲壮な決意)(だからお願いどうか…)(報われない想い)だけど、ゆうぴカバーは(青くて真っ直ぐな決意) (僕が君を守るよ)(王道主人公)て感じで、新鮮でよかったです。それがカバーの面白さ。事務所の伝統よ末長く続け。

余談として、本家だと「君がほしい\フッフッー/」っていう合いの手をファンが入れるのがお決まりなので、そこのペンラの動きできんき担炙り出しタイムになってて楽しかった。 連番して一緒にペンラ振ってくれたフォロワーさんたちありがとうございました🫶🏻

 

NEVER STOP-DREAMING-〜ZENSHIN

シャンデリアみたいなセットで宙吊りになって回されるHiHi Jets、大変そうだけどこちらとしては幸せの「メリーゴーラウンド」状態。セットの上昇で客席が「わぁ〜」って沸くのが好きだった。スタトロはない分、できるだけ近くまで、しかもあっと驚く方法で昇ってきて手を振ってくれる精神が好き。これも会場によっては5人が回る影が壁にうつってるのが美しくてただぼんやりと眺めていたくなりました。そもそもネバストの歌詞、改めて聞くと良すぎて自然と涙が流れる。「巡り会えた仲間と掴み取りましょう」

ZENSHINの戯れ、かわいかったな。目の前で繰り広げられたさくみずの追いかけっこも、人の頭の間から必死に目をかっぴらいて見たはしみずのくぐらせあいっこも、どのペア・トリオのおふざけも大好きで目が足りなかった。

 

Lazy

ENTERTAINERから4年。待ち侘びていたsecond bullet。事前情報でユニ曲があると知ったときから「まさか」と期待し、ずきうやだと知ったときは咽び泣いた。ENTERTAINERが大好きだった分、とてつもなく期待値は高くて、でもそれを絶対超えてくれるだろうという確信もあって。ENTERTAINERとは打って変わって近未来的な世界観。二つの椅子で始まるところはENTERTAINERと同じなのに曲の雰囲気は全然違って新境地だった。ヘルメットを被って電飾が光る中、無表情で歌うずきうや。猪狩くんの滔々と畳み掛けるようなラップに瑞稀くんの朗々とした歌声が絡み、縦横無尽に駆け抜けていくような2人の相性の良さが素晴らしい。EDMなのに和を感じられて、そしてAIアートという世界観、初見はただただ圧倒されました。

最初はlazyって「怠惰」というか「気だるい」とかの意味の方で使ってるのかなと思ってたけど、猪狩くんが「lazyは怠惰って意味、AIの逆襲みたいなイメージで〜」って話してたことを踏まえると、AIに任せきりで自ら考えることをしなくなった人間を風刺してるって解釈で合ってる?それとも自分たちAIがこれまで反乱を起こさなかったのがLazy?それをぶっ壊してCrazyになろうぜってこと?と考察も捗り、結局正解は分からないしもしかしたらないのかもしれないけど、そういう世界観を構築できる猪狩くんの才能に改めて脱帽。

そしてそんな猪狩くんが 「俺のビジョンが強かったんだけどそれを『楽しい』って言いながら完璧にパフォーマンスしてくれた瑞稀くんに感謝」「瑞稀くんの歌声はやっぱりいいよね」などと瑞稀くんを至るところで褒めちぎり感謝を捧げていて、そやみの相性の良さにしみじみ涙涙。 以前「瑞稀くんは、俺のよりどころだし信頼してます。」と語っていた猪狩くんを思い出した。お互い持ってる才能が違うからこそ信頼し合う最強のビジネスフレンド!最初座ってててダンスブレイクで踊り出すところもENTERTAINERと共通だね、と思っていたら、猪狩くんが「瑞稀くんの歌が好きだから歌ってくれるだけで良いんだけど、それだけだと瑞稀くんに俺がいなくてもいいじゃんと思われちゃったら嫌(超ニュアンス)」という理由で用意したダンスパートだと知り私は……。ずきうや、またいつかユニ曲やってね。そしてENTERTAINERのパフォーマンスももう一度、アリーナ以上の規模の会場で生で見たい。

 

care

橋本涼って本当にどこまでもかっこいい。会場の一人ひとりに語りかけるような甘い声と優しい顔も、汗を滴らせながらギターを掻き鳴らして力強い歌声を響かせる姿も、いつだって自分のアイドル美学にまっすぐな人だなと思う。全身全霊で歌詞に込められたメッセージをこちらに伝えてくれる涼さんが優しくて人間らしくて好き。「いつだって僕らきっと誰だって悲しみや弱さいくつも引き連れて 倒れかかったって踏み出す力を きっとそこには泣いた分の笑顔が待ってる」っていう歌詞、涼くんにぴったりでした。


baby gone〜純情ウォーアイニー

涼くんのギターソロから猪狩くんのラップではしそや異種格闘技!痺れた!べびごんの瑞稀くんの表情、切なげで色気があって最高でした。

純情ウォーアイニーもほんとキャッチーで可愛くて大好きな曲なので、TikTokでバズらせたい……。トレインは毎回醜い争い(笑)が行われていてそれも日替わり要素として楽しかった。

 

MC〜セトリビンゴ〜となり

21公演もあったからいろんなトピックがあったMC。ゆるっと駄弁ってるジェッツが好き。 瑞稀くんはその場では大丈夫だけどレポとかになったらちょっと危なそうな発言にフォロー入れてたり、話が間延びして客席が飽き始めると話題変えるきっかけを作ったりと大活躍リーダーだった。リーダーぽいことは何もしてない、って普段言うけど俯瞰で見て臨機応変に対応できるところさすがだよ〜!もっと瑞稀くんのことが好きになったツアー期間でした。

あと個人的に印象深いのはやっぱりお酒エピ。猪狩くんお酒弱すぎエピ、4人が楽しそうに話すのが良くて。猪狩くんは何にも覚えてなくて4人は愛おしそうな顔で笑うのがね、そんな二次元にも存在しないような尊いことが現実にあっていいのか。

セトリビンゴはツアータイトルに因んでるのと、21公演あるので日替わり要素でエンタメ性を持たせてるのがHiHi Jetsらしいなと思った。オリ曲がありすぎてセトリ落ちも当たり前で、さらにビンゴでその公演でやる曲決めるの、貴族の遊びすぎる。

となりは君100の思い出がよみがえり😭優しい顔して歌う瑞稀くん大好き。

 

PUPPET

瑞稀くん初の自作曲。何となくバラードで来るかな、と思っていたからこっちで来たか〜!ってなった。 ボカロっぽい曲調がとにかく「瑞稀くんが好きそうな曲」感すごい。「瑞稀くんが作った」という納得感はあるけどクオリティが高くて度肝抜かれました。

曲名通りの操り人形コンセプト、両手に布つけて操られているようなダンス、「匿名の糸で吊り上がる口角」っていう歌詞とか、かつては夢見てた男の子が自分を失って「笑えてますか」って問いかけてくるの、瑞稀くんの心の内を覗いてしまったようで苦しくなる。後日談として、瑞稀くん本人のことを歌った曲ではあるけど具体的には明かさず、でも苦しい作業だったと語っていた瑞稀くん。歌詞の考察したりするのも何となく瑞稀くんの世界を荒らしてしまう気がしてやめておくけど、私から見える瑞稀くんは空っぽなんかじゃなくて、優しくて美しくてかっこよくてかわいくて繊細で人間らしい23才の男の子だよ。最後には「いつかボクとおそろいの夢を見れるって信じてるから」と少し前向きに終わるのが瑞稀くんらしくて好きだなと思った。


Crazy Accel/Lucky Man

幻だったクレアクは5人揃ってのバク転が衝撃的だった。バク転もこの事務所のアイドルの代名詞みたいなところがあって、だから5人揃ってやりたいって一生懸命練習したのかなと思うと胸がぎゅっとなりました。その後クレアクを惜しむ声がたくさんあがってたのは絶対知っていたと思うけど、それでも戻さなかったのは並々ならぬこだわりがあったからなのかなと思っています。

Lucky Manも当たり前に大好きだからセトリ入りは普通に嬉しかった。大阪公演から?C&Rのところで猪狩くんと「When I say "HiHi", you say "Jets"!HiHi?」「Jets!」って掛け合うようになったのも愛おしかったな。いくつかの公演で瑞稀くんが「未来はどこにでもあるさ」を「未来は俺たちにあるさ」って粋な替え歌してくれたのも沸いた。HiHi Jetsで世界を手玉にとろうね。


Fly

街灯のセットがふわりと浮上して、街の煌めきを落とし込んだみたいにキラキラ輝く衣装が美しい。結構な高さでのゼログラビティ、挑戦する姿勢がエンターテイナーでSMAPへのリスペクトを感じました。セットの使い方が上手すぎる。あとどうでも良いけど曲終わりに爆速ではけていくHiHi Jetsさんすごい好きでした。

 

Mrs.Flamingo

来ました、フラミンゴ🦩初日は突然教育テレビみたいな映像でフラミンゴさんを呼ばされ、本当に何が始まったのかと……ずっとゲラゲラ笑いながら、髙橋優斗氏の不適切最悪ラップ(「君に出会えたここBINGO」は良い歌詞でズルい)で崩れ落ち、橋本涼さんの胸キュンセリフには反射でキャー!となり、作間くんの見よう見まねでペンライトを羽ばたかせ、終演後にオリ曲と知ってひっくり返りました。 だいたい曲が良すぎるし橋本涼の歌が上手すぎて、これぞトンチキ!!最高!!!事務所のエンターテイメント!!!!!あんなにトチ狂ってるのに「女は愛を食べて紅く染まるもの」って歌詞を作間くんに歌わせるという癖はちゃんと見えるのが余計狂ってて怖いです。 高熱のときの夢みたいな経験ができて、たぶん今後の人生で「フラミンゴさーん!」って叫ぶことはほぼないでしょうし、本当にHAFでよかったと思った。いくつになっても「クラスの男子がまたバカやってるよwほんとしょうがないなw」みたいな感情を追体験させてくれてありがとうね。

フラミンゴみたいな曲って本人たちがヘラヘラしながらやってたら白けちゃうけど、はしゆとさくは「なぜその格好でその顔ができる?」ってくらいかっこいい顔してちゃんと歌って踊ってオーラスまでずっと盛り上がってたのすごい。フラミンゴを愛しすぎてしまい、オーラスはもうしばらくは見られないんだと思ったら寂しくてフラミンゴで爆泣き井上担になっていました🦩また会いたい。*1

 

luvitch

フラミンゴの空気感を一瞬で猪狩色に染めるのがさすが。猪狩くんの最新作はこう来たか〜!と唸りました。赤い薔薇が降りそそぐ中でピアノ演奏、回転するドーム。猪狩蒼弥という芸術。揺れる緑のペンライトまで演出の一部のよう。歌詞の考察については猪狩担に任せます。私の語彙力では追いつかないので……。猪狩くんの紡ぐ日本語がずっとずっと好きです。

 

Dear WOMAN 

私の中で、この曲を歌い踊ってるときの瑞稀くんがザ・アイドル〜!って感じられて大好きな曲!!

君が今ここにいること

とびきりの運命に心からありがとう

今日も君が君らしく

青空の下で輝いている

きれいだね

君こそ我が誇り

Dear WOMAN

って歌詞を大好きなアイドルが歌ってくれる喜び。これをそのまま5人にお返ししたいよ〜泣

しかも指先の使い方がしなやかな瑞稀くんの踊り方が映える振り付けで、ずっとキラキラひらひら楽しそうに踊ってて、宝物の景色です。


Oh Yeah!

「もう一度あの日に戻るとしても同じ道選ぶだろう」で号泣。クリエとかEXでやってた曲をアリーナでできるようになって、しゃかりきに手を振りながらOh Yeah歌うのは反則だよ泣


HiHi Jets to the moon〜HiHi Jets

to the moonの「今叶える夢はHiHi Jets」で宝物を抱いているような優しい顔して歌ってた瑞稀くんのこと忘れられない。「HiHi Jets」は最後にキタキタキタ!!ってもう1段階エンジンかけてくれるのが好きでした。


TODAY

新曲。 泥臭くて強気で誇り高い歌詞と曲調が今のHiHi Jetsに合っていて、また大切な曲が一曲増えたなと感じた。炎の特効がバンバン出る中で力強く拳を突き上げるHiHi Jetsを見ていると、この人たちを選んだ自分の目に一寸の狂いはないぜ!と思うし、これからも一生着いていきたいと思う。 とにかく歌詞も良い。最初の方の瑞稀くんパートは「自分信じて」なのに最後の方の作間くんパートは「いつだって君を信じてるよ」、それを経て瑞稀くんパートが「一人では見えない世界俺たちで照らそう」になるの号泣。

暗闇を切り裂く光のような歌声とか、盛り上がりが最高潮になるフェイクとか、 「世界を塗り替えていけ」の手の動きの美しさとか、曲終わりに前髪が目にかかったまま「フッ」って口角あげるのとか、ライブの最後に改めてこの人のパフォーマンスがほんと好き!って思わせてくれる瑞稀くんありがとう!あとスーパーはしみずタイムね!!!!!2人が背中合わせになったり向き合ったり顔近づけたりするたびに、はしみず担の寿命は伸びました!!!!!日常生活で多少嫌なことがあったら空気なんて読んでないで睨み返していきます。

 

アンコール JET〜PikaPika

スプパラでもらった曲がもうアンコールになるの、オリ曲のスピード感すごいよね……(遠い目)最後JETでお祭り騒ぎしてからPikaPikaでお別れなの泣いちゃう。PikaPika、明るいのに切なくてキラキラしてて、大好きで大切な曲。

オーラスはダブルアンコでEyes of the futureをインライしながら歌ってくれて嬉しかったし、いろんなことが思い返されてボロボロ泣いた。この先も、たとえ歌えない歌詞があったとしても、HiHi JetsとHAFみんなで大切に抱えていたい。

 

総括

事務所のエンタメの伝統をたくさん詰め込んでそこにHiHi Jetsらしさを存分に足しました‼️みたいなライブで、HiHi Jetsのエンタメへの変わらない愛と矜持を見たような気がします。ActONEから一貫して、歴史を継承していくぞという意志が見える。5会場を回るなかで、スタトロは全会場でなしという決断をしたこと、少しでもファンの近くへという思い、どんなに広い会場でもローラーで颯爽と駆け回ってくれる5人の姿から全部こちらに届いてるよ!

「いろんなことがあった」としか言えない1年間を経て、こうして21公演完走できて本当によかったなと思います。ライブももうできなくなるかもという不安感や、立ち消えになった仕事、きっとこちら側には計り知れない思いがあった中でもずっと笑顔でいてくれてありがとう。だからこそ今回は猪狩くんも言っていたように「無事でいるよ」という姿をこの目で見られて、みんなで難しいことは考えずバカ騒ぎして景気良い気分を味わえるセトリや演出がとってもと〜っても楽しかった!!!!!やっぱHiHi Jetsが売れなきゃおかしいし、天下獲るのは絶対この5人だなって、5人揃えば無敵の空気感、無限の可能性を秘めていると思ってます。 

瑞稀くんもほんとにずっとかわいくてかっこよくてますます大好きになったツアー期間だった。 普段からかわいいけど現場期間中はファンの声を養分にさらに「かわいい」が最大出力になるの天性のアイドルだと思う。ついにネイルまで始めて(しかもまさかのホットペッパービューティーの初回割で)、しっかりライブに向けて気合い入れておめかししてくれるところも、オシャレしてくるファンの気持ちに寄り添ってくれるところも大好き!瑞稀くんが「何があってもみなさんの味方です」って言ってくれて、それだけで私生きていけるし、 「お、ねだん以上ニトリ系アイドル」になりたい宣言嬉しかったな。国民的アイドルになろうね!

 

今回はHiHi Jetsと一緒に全国を回るという夢が着々と達成されていってハッピーでした🥳

自分で稼いだお金でチケットと新幹線とホテルとって、HiHi Jetsを好きになってなければ出会えなかったであろう場所や人に出会って、そうして思い出を積み重ねていく日々が、とても充実していて自己肯定感につながってる気がします。ついでに母父それぞれが私の遠征先に着いてきて2人旅したりと家族との時間も持てて、HiHi Jetsには感謝しかない。

 

また一緒にバカ騒ぎしてね👊🏻🎰💴

*1:盛大な伏線。私の別れを惜しむ涙を返してほしい……www

月も星もいらない

瑞稀くんのことを好きになってから、私にとっての月も一番星も北極星も恒星も、暗い夜道を照らしてくれる存在は全部瑞稀くんだった。

瑞稀くん、23歳の誕生日おめでとうございます。こうしてお誕生日ブログを書くのも5回目。変わりゆく場所の真っ只中にいる瑞稀くんにとって今の世界はきっと優しくないから、ただ祈ることしかできないけれど、どこにいたって煌めく瑞稀くんを今年も追いかけさせてね。

 

今日という日は幸せな話しかしたくないから、私が世界で1番幸せだった日のことについて書こうと思います。

 

瑞稀担を名乗り始めて5年目、コロナ禍もあったし、席運がそんなに良くないのと、ファンサがもらえる席にいても私の前に来ると瑞稀くんが違う方向向いちゃうとか、そういうのばっかりだった。別にファンサをもらうためにライブに行くわけではないし、瑞稀くんと目が合わずともHiHi Jetsのライブは最高のエンタメだ。でも、さすがに1度でいいからファンサなるものをもらってみたい!このままだとセキスイで瑞稀くんの水鉄砲の水が一滴かかったのを一夏の思い出として抱きしめて生きていくことになる!というわけで、ファンサうちわを作り直した。うちわの文字は「瑞稀くん 〇〇して」にして、瑞稀くん以外には求めないぞという決意表明。

当日はうだるような暑い日だった。朝から赤いワンピースを着て、いつもより時間をかけてメイクして、綺麗に髪を巻いて、電車に乗った。有明アリーナに行くのは初めてだったがあまり良い評判は聞こえてこなかったから正直期待はしていなかったし、会場に着くと入場と写真と待ち合わせで人がごったがえしていて前髪もメイクもどこかへ消え去った。やっとの思いで発券機に辿り着いて、チケットを見る。「ああスタンドね〜、まぁ見えやすい席だったら良いな〜」って感じで。そしたら一緒に入った友人が「え、ここスタトロ位置では?」と言い出し、会場図を見て心臓がバクバクしだす。席にいくとやっぱりどう考えても、いや期待しない方が良いけど、でもやっぱりそう。慌てて「ちょっと、顔面を整えてきます」って言ってトイレに駆け込んで必死にメイクを直した。下まつ毛にクリアマスカラを塗って中顔面短縮とか、向こうからは見えないの、そんなの分かってるけど、でもその一手間が自分にとってはとっても重要なことで。汗で死んだ前髪も丁寧にとかした。

ライブが始まって、いよいよその時が来た。ペンライトを振りながら、着実にいつも画面で見てる大好きな人たちが近づいてくる。肌の質感とか、汗とか、アイドルが目の前で呼吸をしてる様を見て、当たり前だけど本当に生きているんだな、と思った。みんな自分の色のペンライトやうちわを見つけて、ひどく優しい顔をしていた。他人事みたいにまるで現実感の湧かない中で、瑞稀くんが近づいて来るのを見ながら必死に前髪を直していた。と思ったら私の前あたりに来た瞬間に別方向を向いた。あ、またこのパターンなのか、と思ったのも束の間、咄嗟に「瑞稀くん!」と大好きな名前を呼ぶ。瑞稀くんがこちらを振り向く瞬間がスローモーションに見えた。毎日心の中とTwitter上では呼んでいるけど、初めて本人に向かって呼び掛けたという事実に息が詰まって、瑞稀くんが私のうちわを読んでいる一瞬がまるで永遠みたいで目の奥がチカチカした。本心ではうちわに「瑞稀くん、大変恐れ入りますが〇〇していただけませんか?ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。」と書きたいところをギュッと短縮しておいて本当に良かったなとバカみたいなことを考えていた。たぶんほんの数秒後、瑞稀くんは「OK、心得た」って感じでふんわり可憐に微笑んでうちわに応えてくれて。人間って感極まると本当に立てなくなるんだと知った。足がガクガク震えた。しばらくこの記憶だけを抱いて生きていけると思った。

 

なぜか1番色濃い記憶は「瑞稀くんがうちわを読んでくれている時間」の息の苦しさだ。確実に私のうちわを読んでいる数秒にも満たない時間。毎日焦がれてやまない人に物理的に自分の声が届いて、瑞稀くんのファンの1人として承認されたように思えて胸がいっぱいになった。

 

翌日以降、相変わらず地獄のような日常に戻ったけれど、辛いことがあるたびにその一瞬を何度も何度も脳内再生した。瑞稀くんのおかげで暗い夜道にも光が差す。瑞稀くんを好きなこの4年間、私にとっては月も一番星も北極星も恒星も全部瑞稀くんだった。

 

今年もこうしてお祝いできることを嬉しく思うと同時に、伝記で「ちょっと考えさせられる年齢」と書いていたのが切なくもあり。22歳の瑞稀くんはミュージカル・映画・ドラマの単独初主演にグループでの冠バラエティ、アリーナツアーもやって、この秋もまたドラマが始まった。マイケルに会いに行った演舞場も大阪も名古屋も、ハルに会いに通い詰めた映画館も、怖かったけど必死に見届けたネズの選択も、全部私の日常に煌めきと彩りをくれました。この1年、瑞稀くんのおかげで本当にとっても楽しかったよ。

そんな華々しい活躍ぶりと同時に感じるもどかしさを払いのけるように、まだまだ頑張らなきゃと進み続ける姿勢を眩しく見ています。あんまり無理はしないでほしいけど、過度な心配は誇り高きアイドルに対して逆に失礼だから、ただ応援するのみ。頑張ってる瑞稀くんも、自然体で笑う瑞稀くんもどちらも輝いてる!大変な状況だろうにこちらの気持ちを掬い上げるような文章を書いてくれたり、どうすればファンが喜ぶかをいつも考えてくれたりする優しさと賢さが大好きです。近い将来、HiHi Jetsと瑞稀くんの時代が来ることを信じています。

ぴかぴかでキラキラのアイドル瑞稀くん!いつもたくさんの幸せをありがとう!!!!!どうか瑞稀くんの努力が実る1年になりますように。

 

恋しい町、ルーザーヴィル

下書きに寝かせていて、気づいたらルーザーヴィルが終わってから半年くらい経ってしまいました。半年経った今、ルーザーヴィルが恋しくて恋しくて……。ルーザーヴィルは私の中でこの先ずっと特別で大切な記憶として残り続けると思うので、やっぱり初主演ミュージカルの感想は何としてでも残しておかねば、ということで必死に書きました。記憶違いなどがあったらすみません!

 

改めて、だいぶ時間が経ってしまいましたがルーザーヴィル全45公演お疲れ様でした!!瑞稀くん初座長ミュージカル!「瑞稀くんのハッピーでポップなミュージカルが見たい」っていう私の願いがそのまま叶ったような作品ですっごく嬉しかった。

 

初回観劇のとき、幕が開いて登場したマイケルがあまりにかわいくて、しばらくはぽかんと「これは現実なのかな??」って思ってた気がします。

瑞稀くんが演じる主人公マイケルはアメリカのLoservilleで暮らすコンピューターオタクの高校生。親友でSFオタクのルーカスと共にアーチシステムに侵入している、というシーンから始まり、清掃員に扮するマイケルが登場。この時点で分かる。マイケル、めちゃめちゃかわいい……。

警備員に見つかってルーカスと共に逃走するところで「未来に生きる」のイントロが流れ、一転してぱあっと明るくなるステージに毎回「始まった!!!」というワクワクが掻き立てられました。そして清掃員の服を脱ぎ捨ててミントグリーンのニット、オレンジのパンツにスニーカー、ツヤツヤの金髪に満面の笑みを浮かべたマイケルがそこに!!!探さなくても"そこ"に瑞稀くんがいる喜びは一生忘れたくないな、と思った。いつもは大勢のJr.の中から一瞬で自担を見つける、っていうJr.担なら必須のスキルでどこにいたって瑞稀くんを見つけられるし!!と意気込んでますが、探さなくたって真ん中にいる、というのが新鮮で本当に嬉しかったです。セットも登場人物たちの衣装もカラフルで、まるでテーマパークに来たみたいでした。

 

ルーザーヴィルとマイケルを通して思ったのは、瑞稀くんは本当にかわいいんだよ〜!!ということ。かわいいキャラじゃなくてシンプルに、純粋に人としてかわいいの!!!ただ顔がかわいいんじゃなくて、見てる側はみんな自然と応援したくなっちゃうし、その愛らしさでストーリーにも説得力を持たせられるスペシャルなかわいさを持つ人。その"かわいさでストーリーに説得力を持たせる"を分解すると、全身から溢れ出る真っ直ぐさとか素直さとか真剣さとか、そういうのがマイケルが仲間にもホリーにも好かれる一因であると思うし、一方でエディに気に入らないやつだなと思われる要因でもある。

だってぶっちゃけマイケルってこのストーリーの中だとまじでコンピューターが得意なオタクってだけじゃない?いやその才能はもちろん素晴らしいんだけど、それを世に出してくれたのも、なんなら最後遠隔電子コミュニケーションを実現させてくれたのもホリーだし。マイケルはだいたいナヨナヨしてた……笑。瑞稀くん本人も「マイケルの自分から行動しない部分はちょっと嫌」とか「実際にこういう人物がいたら近づかないかも」とか言ってて素直で笑いました。

一方ホリーは本当にずっとかっこよかった。「女なのに」とバカにされてもはっきり宇宙飛行士になりたいと宣言したり、エディに言い返したり、マイケルをかばってくれたり、おまけにコンピューターにも詳しいし。かっこよすぎてそりゃマイケルも好きになっちゃうよ……。でも逆にそれを「"女らしく"ない」ってマイケルが批判したりせず、素直に「すごい女の子だ。好き!」ってなったところがホリーは嬉しかったんだと思う。マイケルの才能と、真っ直ぐさ、偏見のなさに惹かれたんでしょうね、たぶん。

 

本髙くん演じるルーカスは、とても人間味のある男の子だったと思う。マイケルとホリーが付き合い出して孤独感や嫉妬心、自分も成功したいという思いから2人を裏切る選択をしてしまう。それは観てるこちら側からしたら無理もないよ〜と思いましたよね。もうマイケルは舞い上がっちゃってルーカスの気持ちを全然慮らないし、可哀想すぎて私が舞台までのぼっていって抱きしめたかった(普通に犯罪)。

最後はレイアとか「天才なGenius」とかルーカスの中の人のこと知ってるジャニオタにはじわじわ来る偶然でした。

みじゅぽん、最初はめっちゃ気まずそうだったのに一緒に過ごすうちに仲良くなっていったのが目に見えてわかって大変微笑ましかったです。最後まで「すごい仲良し!!」って感じにならなかったのも含めて最高に面白くて、新鮮なコンビでした。

 

エディは最後まで何だか憎めないやつだったなぁ…。悪党なんだけど、底抜けに明るいバカって感じで、頭の良い策略とか1人じゃ絶対思いつかないところがある意味でピュアというか……。軍隊行って反省してきてください。山本涼介さん、顔小さくて背高くて細くて同じ人類とは思えませんでした。

ヒューイ、かっこよかった……。なんだかんだ1番悪党の才能がある人はヒューイだよね。策略もヒューイ発案だし。中の人が瑞稀くんのこと「みぢゅ座長」とか呼んでて絶対"こっち側"の人間だろと思いました。

ウェインも愉快で、でも跳んだり跳ねたりスペック高い!裏でもいじられキャラだったらしく、舞台上でも裏でもムードメーカーだったんですね。エディとヒューイとの掛け合い、いつもアドリブが楽しくて大好きでした。

 

レイア姫は個人的な推しです。スタイル抜群でほんとかわいくて綺麗!!歌声もパワフルで上手すぎた。エディにはもったいない良い女!

 

あとはサマンサも超かわいくて歌も上手で大好きなキャラクターでした。印象的だったのが、エディとホリーがキスするシーンで、レイアの方を心配そうに見るんですよ。もうレイアの取り巻きはやめていても、咄嗟に見るのはレイアの方なの。パンフレットで高嶋さんが「レイアやエレインのことも好きだから一緒にいたんだと思う」って話されていて、そこに確かに情はあるんだなっていうのをほんの数秒で表現する役者さんすごい……と思いました。

 

 

曲も全部ほんっとうに良くて、フレーズやメロディも耳に残りやすかった。「勝ち組ルーザーヴィル🎶」とか結構瑞稀担の間で流行語っぽくなってませんでした?私だけ?「ルーザーヴィル」に関しては劇中で繰り返し歌われるけど、途中ではホリーと付き合えてもう負け犬脱出だぜ〜って感じで「過去は捨てちゃえ だって君がいればもう勝ち組ルーザーヴィル」と有頂天だったマイケルが最後は「勝ち負けなんて関係ない ここが1番ルーザーヴィル」って歌うのも泣けた。

「この見た目 この頭脳」はホリー、エディ、レイア、マイケルでそれぞれこの見た目とこの頭脳を持って生まれた意味合いというか、抱いている感情が全く違うところがこの作品の肝だなと思いました。ホリーとマイケルがそれぞれ歌う「自分みたいな人がきっとどこかに」がこの先2人が惹かれ合う伏線なのも良かったです。

「何気ない仕草」は私の瑞稀くんへの感情とリンクして勝手に浸ってた。何気ない仕草に心躍って君に釘付けだよ〜🌟

「やつらに負けるな」「変わり者で何が悪い」とかも勇気づけられる楽曲で大好きでした。この精神で生きていきたい!

 

全体的に爽やかでパワフルで、未だにふとした瞬間、ルーザーヴィルの曲たちが脳内で流れて元気づけられる瞬間がたくさんあります。

オタクだって世界を変えられるんだ!って色鮮やかな世界で自分らしさを貫くマイケルたちを見ていると私だって何でもできる気がした。宝物みたいな日々でした。期間中はもう十分見た!満足だ!って思ってたのに、大千穐楽では名残惜しくて号泣で、というか大千穐楽は周りもほぼ全員泣いてて、謎の一体感が心地よかった。カテコ締めでローラー履いた瑞稀くんが飛び出してきたときは自分でも引くほど泣きました。まるで魔法がとけたみたいに、マイケルの見た目なのに完全に瑞稀くんで、ああ私が好きなアイドルの瑞稀くんだと思ったらもう泣けて泣けて。盛り上げるために速達で名古屋までローラーを送ってもらったと後で知り、さらに涙でした。ブログで「みんなも頑張ってくれた」って言ってくれたのも優しすぎて、この人のこと好きになって良かった〜!と改めて思った。

 

ここからはたくさんある中から厳選したお気に入りについて語ります!思いつくままに書いていくので順不同です。

 

お気に入りシーン①

「負け犬」という名前が付けられた残念な町で暮らす、冴えないオタクで「負け犬」なマイケルとその仲間のルーカス、フランシス、マーヴィン。学校のコンピューター室で4人が会話するシーンは、回を重ねるごとにどんどん仲の良さもオタク感も増していって大好きでした。大千穐楽とか、マイケルが雑誌でルーカスのことぶっ叩いてたり笑 ロングランの舞台って楽しい〜!と思わせてくれたシーンの一つです。

 

お気に入りシーン②

マイケルのジャンプ。私にとってはルーザーヴィルの象徴というか、これを見ると「ああ今ルーザーヴィルを観てるな〜!」と思えるかわいくて楽しくて心が踊るシーンです。

 

お気に入りシーン③

悪党だけどどこか憎めなかった愉快な三人衆たち。エディがキメて効果音が鳴るシーンは、煽られなくても客席みんな勝手知ったる感じで拍手してて楽しかったし、ヒューイとウェインとの掛け合いもアドリブたっぷりで好きでした。

 

お気に入りシーン④

ホリーと初めてお話ししたときのマイケル、「ここここんにちはっっっ!」ってオドオドしたオタク喋りがキモくてかわいかった〜!ルーカスの「おまえどうした!?目バッキバキだぞ!?(クソデカ声)」もじわじわきた。どんどんマイケルとルーカスのオタクっぽさに磨きがかかっていってホリーもちょっと笑ってたのかわいかったなぁ……。

 

お気に入りシーン④

『落ちこぼれ』では「存在価値もないゴミも同然のオタクたち」って客席のほとんどがオタクの会場で歌われるのがシュールで笑いましたね。あともう少し後の、フランシスとマーヴィンが双眼鏡でバドミントン中の女子を覗く場面はオタクのキモさが出てるシーンだと思うんですが、それをこちらも客席から双眼鏡で覗いてるんで重ね重ねすみません……という気持ちに。(マイケル「捕まるなよ…」) 

 

お気に入りシーン⑤

金庫前のマイケルとホリーのシーンはアドリブが楽しかった。「君も僕の金庫に閉じ込めてしまいたい」「マイケル金庫のパスワードはI love youだよ」「君の極秘資料も僕に教えてよ」「君が金庫なら、僕はパスワードになる。僕らの愛は誰にも解除できないよ」などなど、今回は何て言うんだろう?ってワクワクしてた。

 

絶対もっとあるはずなのにいざ書くとなると出てこない!もはや全シーン愛してます!!

 

なんだかもう全然まとまらないけど最後に!

カンパニーの皆さん全45公演素敵なステージをありがとうございました💐そして瑞稀くんミュージカル初座長ほんっとうにお疲れ様でした!!初主演ミュージカル、舞台上でセンターにいる瑞稀くんはキラッキラ輝いていました。カーテンコールでどうすれば良いか終始挙動不審で山本涼介さんとかに言われるままに頭下げたり、共演者の人たちとの掛け合いからも愛され座長ぶりが伝わってきて愛おしさの塊だった。

 

幸せそうに満面の笑顔で歌うシーンが多くて、初めてがルーザーヴィルで良かった!瑞稀くんが「またミュージカルやりたい」って言ってくれて本当に嬉しかったです。実際に歌うことを楽しむ瑞稀くんとリンクしていて、瑞稀くんが演じるマイケルはピュアで真っ直ぐで可愛くて最高に魅力的でした。

 

ポップでキュートで何度観たって明るく前向きな気持ちになれる作品と出会わせてくれてありがとう!回を重ねていくごとにより伸びやかになっていく歌声も、楽しいアドリブの掛け合いも、手拍子で会場が一体になるシーンも、そんな中で素敵な仲間に囲まれて立派にセンターに立つ瑞稀くんも泣きたくなるくらい好きでした。マイケルはもちろん、ルーカスもホリーも、ルーザーヴィルの仲間たち皆大好き!またいつかルーザーヴィルで会いましょう。

 

あなたに観てほしい映画『おとななじみ』

近くにいるのに、「好き」だけ言えない!超残念男子とオカン系女子の両片思いムズキュン・ラブコメディ🐺💗

井上瑞稀くんがW主演をつとめる映画『』が5月12日に公開されました〜!!!!!めでたい!!!!!

 

ということで、公開初日に観て帰宅した後余韻に浸りすぎて顔にヘアミルクを塗りたくってしまったこの私が、前半はネタバレなしでおとななじみのおすすめポイントを紹介します!何となく気になってる、観に行くか迷ってるという方の背中を押せれば幸いです。ふわっと瑞稀くんを見守って来た他担にもぜひ観てほしい!!!!!ラブコメ好きにも観てほしい!!!!!きゅんとしたい人にも観てほしい!!!!!

後半はネタバレありで映画の感想を綴っていきます。

 

 

おとななじみおすすめポイント5選

なんとなく5選にしてみた。HiHi Jetsも5人組だし……熱意と愛だけは感じてください!!!!!

①コメディなので気軽に観られる

予告編を見ても分かる通り、かなりコメディ要素多めの本作。アホすぎるハルの覚え間違いや、フラッシュモブなど笑いのスパイスが散りばめられているので甘々ラブストーリーがそんなに得意じゃない人でも観やすいはず!

②ハッピーな気持ちになれる

主人公のハル、楓、伊織、美桜たちのおさななじみーズは24才。子どもではないけれど、まだ完全に大人にもなりきれてもいない、そんな年齢の心の揺れ動きが描かれています。ヒロインの楓は恋愛だけじゃなくて仕事も全力で頑張るし、ハルも周りの力を借りつつ奮闘!2人の成長物語でもあるので、観終わった後は自然と明るい気持ちになって、毎日がちょっと愛おしく輝いて見える作品です。

③安定と安心のラブコメ、だけど……

若手ジャニーズと若手女優のW主演、はいはい、"そういうやつ"ね……と敬遠する前に!幼馴染の両片思いラブコメと聞くと「定番」感もありますが、おとななじみがちょっと王道と一線を画す作品になっている理由の一つに、ヒーローであるハルがほんっとうにダメダメの残念男である点が挙げられます。

ライバルの伊織が超スマートで完璧なのに対して、ハルはアホだし無職だしずっとウジウジしてるしいわゆる「男らしさ」みたいな概念とは程遠い。でも少女漫画のヒーローだからといって「男らしさ」なんてなくて良い、「ハルらしさ」が大切なんだよ!というのが描かれています。吉田先生脚本で、製作陣が原作を尊重しつつ丁寧に作ったのが伝わってくる作品です。

④とにかくハルがかわいい

本当にかわいい!!!!!顔がかわいいのはもちろん、くるくる動く表情も、ピュアさもかわいい!!!!!我らが愛されアイドル瑞稀くんが、残念すぎるけどなんだか憎めないハルをとっても可愛らしく魅力的に演じています🫶瑞稀くんは人に愛される天才なので、人に愛される役が似合う。原作者の中原先生が「普段アイドルという、人に愛されるお仕事で努力を積み重ねてきた井上さんだからこそ生まれた唯一無二の愛しいハル」ってコメントしてくださって泣きました。

瑞稀くんのことまだフレジュ時代のイメージで止まっている他担の皆さん!!!!!瑞稀くんはかわいさはそのまま、こんなに大きくなって映画主演までやるようになりました!!!!!少女漫画のヒーローです!!!!!

もちろんりんくまちゃん演じる楓もとってもキュートです。瑞稀くんとりんくまちゃん、並ぶと作画が同じ感があって本当に良い。中原アヤ作画!

⑤魅力的な登場人物たち

幼馴染の愛激重な伊織も、サバっとしてる美桜もとってもかわいい!他の登場人物たちも個性強めで魅力的です。アンミカさんとか、画面にいるだけで強いのに喋るともっと強い。個人的にはお弁当屋さんの荻窪マネージャーが好きです。

悩めるハルと楓を見守る幼馴染と周りの大人たちの愛。全部の登場人物たちのスピンオフがほしい!と思うくらい魅力がいっぱい詰まってる優しい世界です。

 

キスマイ先輩の歌う主題歌「Sweet Melody」も映画の世界観に合っていてとってもかわいらしくてsweetな曲なのでぜひ劇場で聴いてほしい!二階堂くんもチラッとご出演なさっています。

 

ということで、みんな、映画館に急げ〜💨映画おとななじみでムズキュンしましょう!!

 

おとななじみ応援隊長作間くん編集の最高の宣伝動画も見てください。

 

ネタバレあり感想

(ふせったーに殴り書きしたやつに加筆修正しました。)

ほんっとうにハルがかわいい!!!!!むにゃむにゃ寝てる顔も!楓が唐揚げくれなくてがっくりしてる表情も!俺なんか….ってなってるシーンも!楓と想いが通じ合って喜んでるところも!ほんっとうにかわいい!!!!!もうずっとほとんどハルは残念な男で、バカだしウジウジしてるんだけど、でもずっとずっとかわいい。顔が井上瑞稀だからってだけじゃなくて!愛される理由がちゃんと分かる。瑞稀くんのかわいさが活きてて、瑞稀くんが魅力的に演じているからただの残念男で終わらない。ときどき見せるかっこよさもズルい。立花さんもそうだけど、ハルは本人が無自覚なだけでまあまあモテてきたのでは?特に高校時代のハル、いい感じにチャラくてモテそうで好きです。(サッカー部ハルも見たかった……)この映画、観客がハルを愛せないと終わると思うので、そこのところを「ハルがいる!」って現場のスタッフさんたちにも思わせるくらい愛されキャラのハルを作り上げた瑞稀くんは本当にすごい。最初は「伊織一択だろ!」と思った瑞稀くん、そういう素直なところも好きなんですけどそれは置いといて、観終わった後は確かに楓はハルと結ばれるのが幸せなんだと思える。

作中でも美桜がハルに「Toxic masculinityから解放されなよ」って言うシーンがあって、ハルは一般的に言われるいわゆる「男らしさ」みたいなのは持っていない。包容力があって、女性をリードして、食事は奢って……みたいなことはできなくて、だらしないし、途中まで無職だし、スマートな伊織と比べたら自分なんて…ってず〜っとウジウジしてる。でもピュアで明るくて正義感が強くて、みんなを巻き込んで中心で笑ってるような愛されキャラで、時々ナイトとして楓を守ってくれるから、結局楓がハルのこと好きなのが分かるな〜って。楓は、ハルが守ってくれるから好きなんじゃなくて、なんだかんだ人のことをよく見てて優しくて気を遣えるところが好きなんじゃないかな。泣けない自分に気づいて隣に寄り添ってくれる、前髪切ったのに気づいてくれる、雷が嫌いなのを知ってて迎えに来てくれる、お母さんの命日を覚えていて花をくれる。もはや全部好きなんだろうけど!そのまんまのハルが好きなんだよ〜!ハルはそれに気づけ〜!って何度叫びたくなったことか。 ハルは楓だけのための王子様なのであって、誰もが憧れるキラキライケメンじゃなくて良いんだよ!!

ハルが包容力とかなくて良い、かっこつかなくても良い、ありのままの自分で当たってくじける(砕ける)んだって決意するに至るまでの成長が等身大の人間らしくて良いなと思った。告白も、無職になって泣きながら楓が自分の気持ちをぶちまけて、それを受けてハルが告白するっていう流れなところも2人らしいし。この先もハルは楓の餃子の餡として、楓の人生を楽しく幸せに彩ってくれるに違いない、とちゃんと思える。 恋人になった後のシーンは不器用ながらも料理一緒にしてるし、楓だけに家事押し付けてなさそうだし。
その後の甘々シーンはさぁ、楓の声がかわいすぎて!!!!!私、自担のキスシーン全然大丈夫というかむしろ目かっぴらいてガン見しちゃうタイプなのであのハルと楓のラブラブっぷりをあと1時間観たい。無理矢理押し倒すんじゃなくて「押し倒されたい♡」って思わせるのが令和の狼よ、みたいなトメさんのセリフの伏線回収シーンだけど、相手の同意なしにキスしたりしないのも良いなと思いました。伊織もね。そう伊織……。

伊織〜!完璧なクール男子かと思いきや楓への感情が激重!!九州まで着いていこうとするのやばい。ちゃんと人間味があるのが良いですよね。自分の中身を真っ直ぐ見ていてくれる楓に救われて、楓はきっと伊織にとって太陽みたいな存在。ハルが好きな楓を好きになったっていうのが切ない……。伊織はなんだかんだハルには敵わないなと思ってるんだろうな。ハルと伊織がお互いに幸せになってほしいって思ってるのも素敵。恋敵だけど、その前に大事な幼馴染なんだもんね。相手のこと躊躇いなく褒めるし、幸せになってほしいって本心から言うし、ナチュラルな友情。いわゆる今どきの男の子の友情ってこんな感じじゃないですか?

美桜は、相談に乗ったりつっこんだりビシッとアドバイスしたり、観客側の気持ちの代弁者。サバっとしてて、息をするように恋をする女だけど、最後に伊織にときめいて……!?という展開に。最初から伊織にちょっと当たりが強かったり、伊織と楓がくっ付くの嫌だったり、「もしかして」と思うところがあったけれど、演じてる浅川さんも美桜は実はずっと伊織のことが好きだったと思うし、それを意識した上で演じていた、と。あまりもの(失礼)同士とりあえずくっつけとけ的なご都合主義は個人的に好きじゃないけれど、浅川さんの美桜の解釈が最高でこの2人の未来も見たい!と思いました。スピンオフ作らない……?

 

脇を固める他の登場人物たちも個性が強くて、単なる脇役として終わらないところが丁寧だなと思いました。私は荻窪マネージャーが好きです。

楓、荻窪マネージャーに頼まれた仕事を伊織にやらせるの完全にデータ漏洩じゃんオイオイ社会人大丈夫かよ…と思ってたらちゃんと謝ってはいたし、妙なところリアルでなんか好きだな、良いなと思いました。ラブコメってほぼファンタジーみたいな非日常を味わえるところが魅力的だけど、そういう絶妙なリアルさもあるとより世界観に浸れますよね。

そうかと思いきや立花さんがバスケットにバゲット直入れなのはめちゃめちゃファンタジーでそれは逆にすごいお気に入りシーンです。立花さんもナイスキャラ。

電話一本で会社の倒産知らされるのとかもね、ツッコミどころが多いエンタメ大好きだよ。でも上映中すごいウズウズするから応援上映してほしい。「今からフラッシュモブは無理だ!」って言うハルに「いけるよ〜!」って声かけたいし、飛行機のモブ乗客になって斜め後ろのサラリーマン風おじと一緒に拍手したい。

 

さて総括。製作陣の、おさななじみーズと同年代の若者への優しい眼差しとか愛を感じました。重たくなくて何度でも気軽に観られるので自担初主演映画としても非常にありがたいし、ハッピーで前向きな気持ちになって私も頑張ろう!って思える楽しい映画で良かった!!


スクリーンの中にいる人は瑞稀くんの顔してるのに瑞稀くんじゃなくて、ちゃんとハルだったから、なんだか未だにずっと不思議な気持ちです。声も表情も普段の瑞稀くんと全然違う。フラッシュモブのシーンだけは"瑞稀くん"だったけど!踊ってる瑞稀くんがやっぱり1番好きなのでこのシーンに定価払える。


弱虫ペダルとか応援屋のこと思い出して、エンドロールで1番最初に瑞稀くんの名前がりんかちゃんと並んで流れてきたときは感無量でした。なんなら最初に観に行ったときは「東映」がスクリーンに映し出された瞬間に爆泣きしました

瑞稀くんが全部を懸けて挑んだ作品。初主演作がおとななじみで本当に良かった!さっきも書いたけど、瑞稀くんは人に愛される役が似合います。泉も、知季も、はじめちゃんも、四部きゅんも、マイケルも、瑞稀くんが演じてきた子たちはなんだかんだほとんど愛されキャラだよね。瑞稀くんの持つ真っ直ぐさ、ひたむきさ、スペシャルなかわいさが活きるキャスティングに感謝。愛される才能がある瑞稀くんはラブコメ向いてると思うし、これからもガンガン出まくってほしいです。胸キュンシーンを演じる自担からしか得られない栄養もあるので。

 

きっとこの先、俳優としてもキャリアを積み上げていくであろう瑞稀くん。でも何年経っても、いつか主演が当たり前になっても、おとななじみが発表されてから公開されて映画館に通ったこの日々とこの胸のときめきは一生忘れないと思います。

瑞稀くん、私にとって本当にかけがえのない作品になったよ〜!!

 

さあ映画おとななじみ、引き続き盛り上がっていきましょう!!!!!

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(我ながら写真撮るの下手くそすぎてびっくり)